幼少教育コース
00 「楽しい!」を大切に。
未就学児を対象とした授業も行っております。幼児コースは、社会性を身に付ける目的からも、1名から最大4名様の少人数制の授業を行います。もちろん、武蔵野個別指導塾の理念として、講師1名につき生徒さんは1名で、と考えているのですが、幼少教育においては、少なくともお子様あ居心地安いサードスペース(サードプレイス)で同じような価値観を持ったお子様と一緒にコミュニケーションをとってもらいたいという思いから、このような形式をとらせて頂いておりますが、もちろん、講師1名につき生徒1名の完全個別指導も受け賜っております。
完全個別指導においては、60分のマンツーマン指導を行い、生徒一人に講師一人が専任で担当し、お子様の習熟度や個性に応じて個別的に基礎能力を段階的に育成するカリキュラムを組んで指導します。入塾時に毎週来る曜日と時間を決めて、定期的に学習を続けていく習慣を身に着けてもらいます。細かな指導内容については、子供の成長やその日の精神状況を見ながら学習の進度を調節して学習を進めていきます。
基本的に保護者様の同席は必要ありませんが、親子分離が難しいお子様には初めの数回、お母様(あるいはお父様)に同席して頂きます。講師を信頼し、お子様の不安感が無くなれば同席をやめて頂きます。学習の初期段階では、ブロックなどのツールを使った事物指導を行い、勉強が進むと基礎レベルのペーパーでの学習へ移行します。ペーパー学習では、言語・数と量・図形・記憶・推理思考・常識といった基礎学力の元となる6分野の基礎能力の育成を行います。もしろん、ペーパー学習だけでなく、指示行動と制作などコミュニケーションや制作などの学習も行います。
また、年長のお子様には、英会話や簡単な四則演算、できれば九九をマスターすることなどを目指します。絵本を作るコースも設けております。モンテソーリ教育の要素を取り入れ、自由な創造性を育む授業ですので、お子様のやりたいこと、描きたい絵、書きたい文字、自発的な意思を最も尊重しております。結果的に絵本となる必要な全くありません。内から湧き出るやりたい気持ちが最も大切だと考えています。
01 幼少教育コースで受けられる内容
基本的な知識と論理的思考力・数的暗黙知を育てる能力開発と、入試本番で力を発揮できる考える力を育てる受験指導をバランスよく指導します。子供達が楽しんで授業を受けられるよう、勉強しやすい雰囲気を作り、無理なく続けていける学習指導を心掛けています。
(a) 聞く力を育てる
自分一人を対象に話しかけられているときには、話が聞けるのに、集団の中で話を聞くという状況になると、途端に話が聞けない子がいます。聴覚で、音を聞けているものの、必要なものを聞きとる能力が育っていないのです。具体的には、音を収集・感知する箇所(外耳、中耳、内耳、末梢の聴神経)の機能は働いているものの、聴覚情報を処理する「脳」の中枢神経で「言葉の処理」ができない状態なのです。1対1の親子関係の中では、子供が集団の中でしっかり人の話を聞けるかどうかをご両親ではなかなか把握できず、練習もできません。武蔵野個別指導塾の授業では、何度も講師の話を聞いて、人の話を正確に聞き取る力を自然に養っていきます。
(b) 考える力を育てる
考える力、具体的には論理的思考能力や数的情報処理能力などを育成することですが、こうした抽象的な概念を理解し、把握する力をつけるには、まず自分のことを自分一人できちんと行うことから始めてみる必要があります。大人が、先回りして口や手を出してしまったり、本人が理解する前に、言葉で指示したりしては、子供に自分で考える力が育っていきません。たとえば「本をかばんに入れなさい」と言われて、子どもたちは行動に移りますが、最初は手際よくできず何度も失敗するものです。それに対して、大人が本をかばんに入れてあげたり、子供が言葉の意味を理解する前にしかりつける様に指示を出したりすると、自分で考える力が育ちません。ここは辛抱強く、励ましながら自分でやるように促していく必要があります。次第に子供は、段取りを考えるようになり、困った時はどうしたらいいか知恵が働くようになっていくのです。
ペーパー学習ではなく、英会話+絵本のみの授業も可能です。子供の「好き」「楽しい」を学びへと昇華させていくお手伝いをさせていただきますので、お子様の個性や好み、性格などを事前にしっかりとご相談させて頂いた上で、学習方針を決めさせて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。
▶ご質問はこちらからどうぞ
【武蔵野個別指導塾のコースご案内】
幼少教育コース
小学生コース
中学生コース
高校生コース
浪人生コース
大学院入試コース
【監修者】 | 宮川涼 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。 |